成功する医院経営のための人材確保と育成法医院の成長を支える具体的戦略

成功する医院経営のための人材確保と育成法医院の成長を支える具体的戦略

医療法人社団緑幸会

POINT

  • 「GUPPY」を使い始めたきっかけは医院拡大
  • 徹底的な自院分析に基づく求人とスタッフ主体の採用
  • スタッフみんなが経営者の視点を持つ仕組み

医療法人社団緑幸会」様は、川崎市登戸に「登戸グリーン歯科・矯正歯科」「登戸クローバー歯科・矯正歯科」、世田谷区桜新町に「桜新町グリーン歯科・矯正歯科」と、3つの歯科医院を経営する成長中の法人です。「満足していただける歯科医療サービス」をミッションとし、「2度と歯で困らない歯科治療」「質、量ともに登戸で1番の予防歯科サービス」を目指して日々診療をしています。今回は理事長である鈴木様に、GUPPYをご利用いただく理由や求人作成のコツ、医院のこだわりについてお伺いしました。

「GUPPY」を使い始めたきっかけは医院の拡大

―GUPPYを使い始めたきっかけは何ですか?

GUPPYを使い始めたのは16年も前のことですが、医院の拡大をしていく時期で、歯科医師、歯科衛生士の募集をするために始めたと記憶しています。1医院だけで運営するリスクを考えた際に、将来的に数名で運営していく形態の方がメリットが大きいだろうという考えがありました。そうして人を採用するとなったときに、求人媒体としてGUPPYを知り、登録をしたという経緯です。

―GUPPYからの採用実績を教えてください。

GUPPYからの採用は他媒体と比較し圧倒的に多いです。当院は今年、歯科衛生士の新卒を5人採用しており、応募してくれた方にどうして当院を選んだのか、どの媒体を見たのかなど統計を取ったところほとんどがGUPPY経由でした。さらにここ最近は、歯科医師を3名GUPPYを通して採用しています。

ーサービスの使い勝手はいかがですか?

費用対効果もそうですが、それ以上にGUPPYは使いやすい。コストも1人当たりの単価で考えると全体的に安い方だと感じています。昨年からスカウトメッセージも使い始め、月に20通ほど送っています。スカウトメッセージにより、各医院ごとにニーズの異なる職種やターゲットに合わせて採用活動ができる状況です。そういった機能もあるので、効率的で使いやすいと思います。

実はGUPPY以外に窓口として自社ホームページでも求人募集ページは作っていますが、なかなかインターネットの検索結果で上位にくることが難しい現状があります。今はGUPPYが歯科業界の求人サイトにおいては圧倒的に強く、効果が出ていると思います。

徹底的な自院分析に基づく求人とスタッフ主体の採用

―求人の管理はどうされていますか?

今は、スカウトメッセージの送信や面接対応、雇用などもすべて職種ごとの人事担当が対応する仕組みになっています。求人原稿を最初に書いたのは私ですが、原稿の修正や追加も各自の判断で運用しています。求人原稿を変更したいときや新たな職種の募集をかけたいときに、リアルタイムで求人掲載できる点は使い勝手がよく、とても助かってます。

―求人作成のコツはありますか?

以前は他の医院がどのような求人で募集しているのかを確認していました。同規模の医院や当院とターゲットが近そうな医院の求人が参考になりました。よく言う3C分析だと思いますが、自院の強みは何なのかを意識し、求人に反映させています。独りよがりな求人を出しても、結局は求職者には刺さらないのだろうと思います。ですので、当院のターゲットとなる人材にどのような求人が適切か、分析をしっかり行っています。

あとはスタッフと個人面談したときに当院を選んだ理由を聞いたりもしました。まずは良い点からということで意見を聞き、それらをピックアップして求人に載せたりもしました。ターゲットになる人には他の医院より良い条件を出したいと思いますので、他の医院の条件も把握しつつ運用しています。

歯科衛生士、歯科助手、歯科医師も給与相場は上がってますよね。なので昨年と同じことやってるようでは勝てない。そこに対しては、1年に1回は必ず見直し、相場に合わせてベースアップしていきます。

スタッフみんなが経営者の視点を持つ仕組み

―貴院のこだわりを教えてください。

当院としては、「売り上げの40%を皆さんに還元します」と公言しています。頑張った成果として、給与や賞与が出る仕組みです。今だと経験10何年ほどの最高年収が、歯科衛生士は700万円、歯科助手は550万円、歯科医師は2000万円です。トップだけが儲ける時代ではないですし、働くスタッフがいい診療をして患者さんを満足させることによって、医療費が支払われる。その医療費がスタッフに還元されていくというシンプルな構造です。

もちろん売り上げだけではなく、患者さんの満足度や組織への貢献なども複合的に評価されます。また、当院は歯を抜かない矯正をベースとした総合歯科医療で、幸せになれる歯科医療をミッションにしています。そのために月に6〜10回の勉強会を開き、わからないことを気軽に聞ける環境を整えています。

私だけでなく14人ほどいる歯科医師たちが症例検討会を開いています。勤務している先生が、共通の治療を提供できるのは医院としてもよいことですし、組織的な教育の意味もあります。例えば、開業を考えるドクターには独立に必要なスキルや武器を身につける重要性を伝えています。開業資金が8000万〜1億円かかることを踏まえ、経営やマネジメント、マーケティングについても教育し、自分の言葉で考えを言語化できるノウハウを伝えています。

―今後の展望はありますか?

あと5年で、現在の年商5億円から10億円達成を目指そうというのが今のビジョンです。それに合わせ、必要なスタッフの育成をしていきます。採用をさらに強化していくという意味で、GUPPYを含め、計画的に新卒採用を今後も継続していきたいと考えています。新卒採用では特に、しっかりと求人の内容を理解して応募してくれる方々を採用していきたいです。なので、求人サイトのGUPPYを中心としたWeb求人の対策をしていくことがまずメインかなと思います。知り合いからのリファラル採用もあるので、Web求人とリファラル採用の2軸で採用活動を続けていきます。

―貴重なお話をありがとうございました!

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