
新しい風! 新卒の歯科衛生士採用のメリット
ここでは新卒の採用について紹介します。
ご存じの方がほとんどかと思いますが、一般的に新卒採用は中途に比べて採用コストが安く入社時期が統一されているため、費用面や年間スケジュールといった部分では計画が立てやすい…こういった面では、新卒に注力する歯科医院も少なくないでしょう。
では、新卒を採用するにあたり、どのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。
歯科衛生士の新卒採用のメリット
新卒採用を行うメリットで主に考えられるポイントはこの3点であると考えられます。
✅ 職場環境の活性化
✅ 求める人材への育成のしやすさ
✅ 採用コスト、自院の知名度向上
ではこちらの詳細についてお伝えします。
職場環境の活性化 - 院内の雰囲気を変える可能性
新卒とは一般的に大学や専門学校を卒業した学生を指すため、年齢として主に20代前半がほとんどだと言えます。新卒が入社することで社員の年齢構成のバランスがとれるようになることもありますが、新卒の歯科衛生士は、中途人材ほど他の歯科医院とシビアに比較するわけではないため、不満を抱えにくいというメリットがあります。
社員が先輩として新卒に教育、指導することで、教える側も日々半自動的に行われている「業務の振り返り」によって作業の見直しをする機会も多くなります。要するに、指導する側もスキルアップがはかれるという相乗効果を生み出すのです。新人に伝える際に、どのように伝えたらいいかも含め、伝達する力、コミュニケーション能力も鍛えられていき、教える先輩社員自身のスキルも磨かれます。こう考えると新卒歯科衛生士を雇用することは、組織全体がスキルアップするチャンスと言っても過言ではないでしょう。
求める人材への育成のしやすさ - 癖がなく伸びしろがある
中途採用の場合、既に他医院で社会人としての経験があるため、新しい環境や方針に馴染めないといったケースがあります。年齢が高い方であればあるほど自分のスキルにプライドがあり、医院にある独自の方針を理解、納得してもらうことが難しい場合も考えられます。
しかし、新卒の場合は就職活動中に経営理念や考え方を調べ、共感した上で入社を希望してくる方が大半です。社会人としての経験もないため、教えたことや指摘したことは素直に聞き入れるでしょう。つまり、自院のビジョンや価値観に共感し、治療方針や業務の進め方、ルールに沿った行動等が身につきやすいと考えられます。その結果、育て方によっては将来を担う貴重な人材にもなり得る可能性が高いといえるでしょう。
給料相場が中途採用より低い|自医院の知名度の向上
給料が中途採用より低いということは大前提としてあるでしょう。
そのほかのメリットとしては、自医院の知名度の向上という副次的な効果もあります。
新卒採用を行うためには自医院のアピールが必要不可欠となります。これは1人でも多く応募者を集め、その中から優秀な学生を採用するためです。例え採用にまで至らなかったとしても、応募してきた学生を通じて、他の学生、大学、専門学校にも、自医院がどういう医院であるか、書面やweb求人だけでは伝えきれない部分まで知ってもらえる可能性があります。
また、医院側では採用のために動いたことによって自院で求める理想の人物像が明確になるという効果があります。自院を客観的に捉え、自院のストロングポイントを理解し、採用に関して必要な改善点を明確に認識できます。そして、お客様に対しても、歯科医院としてのアピールポイントを最大限伝えるための方法を知ることにつながる良い機会となるでしょう。
💡学生にとって就職活動は人生で1回きり
転職活動は社会人になった後もできますが、社会に出る活動というのは新卒時の1回だけとなります。受け入れる医院での経験が社会人のスタートとなるため、「歯科衛生士という職種を選んでよかったな」と思えるような、受け入れ側の努力、取り組みも必要になってくるかと思います。
「この仕事に就いてよかった、この医院で働けてよかった」といった経験を積むことが、長く働き続けてくれることにつながります。
デメリットは教育コストやミスマッチ
もちろんメリットがあれば、デメリットもあります。
✅ 採用までの選考の長さ
✅ 戦力になるまでの時間コスト
✅ ミスマッチによる早期退職、能力が測りづらいこと
などが新卒採用の際に生じる代表的なデメリットです。
採用までの選考の長さ
新卒スタッフは4月1日入職なので、内定を出してから働き始めるまでは開いている穴を埋めることはできず、入職まで時間がかかります。
戦力になるまでの時間コスト
歯科衛生士としての業務以外に、社会人としての教育、研修が必要なため、教育コストがかかってくることがデメリットとして挙げられます。
ミスマッチによる早期退職 - 能力を測りづらい
また、きちんと医院側が選考、判断しないとミスマッチが起こり得るということがあります。
実態として、就職活動をしっかりと理解して活動している学生は非常に少ないということがあります。ですので、採用する側が主導権を持って、学生が描いている就職のイメージと、医院の実態というところにずれがないか、きちんと調整してあげる必要があるでしょう。学生が描いている仕事内容や環境に対するイメージと実態にずれがあると早期離職につながります。
このような側面がありがならもデメリット以上にメリットが多いと感じている医院が多いように思います。
また、実務経験のない学生は、就職の大部分をイメージで決めていきます。
一定の条件がクリアできていれば、あとは、イメージで就職先を決める傾向があります。なので、イメージで嫌われないということもポイントです。
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