ジェネレーションギャップを乗り越え、スタッフと成長し続ける歯科医院のアプローチとは
POINT
- 働きながら医療人として人が育ち、スキルアップできる環境
- 窓口を広げ、多くの方と対話することを重視
- スタッフの成長をサポートし、自らもアップデートし続ける
「医療法人社団 康成会 柏グレイス歯科医院」様は「悪い所だけを治す「『とりあえずの治療』」ではなく、原因を明確にし、身体を総合的に考える「『総合歯科診療』」を行うことに全力を注ぎ、患者様が笑顔で、また生涯にわたり快適な食生活を維持できるように最良の医療を提供する」という理念のもと「柏グレイス歯科医院」を2019年4月に開院。その後2023年3月に「北千住ネクサス歯科矯正歯科」を開院。今回は「柏グレイス歯科医院」院長の小塩様、「北千住ネクサス歯科矯正歯科」院長の西澤様に、求める人物像やGUPPYの活用方法についてお話をうかがいました。
働きながら医療人として人が育ち、スキルアップできる環境
ーグッピーからはどんな方を採用されましたか?
小塩様:「気になる」の「ボタン」を押していただいた歯科衛生士学校の1年生の方がスカウト経由で当院に応募してくれて、今では前線で活躍しています。最初は経験がなく、初めてのことばかりの中で、少しずつ技術を身につけながら成長してくれました。また、北千住の方では、GUPPY経由で歯科助手として入職した方もおり、今は歯科衛生士学校の1年生として勉強をされています。歯科助手として働きながら、先生の姿勢や現場の雰囲気を見て、自分も歯科衛生士になりたいと感じてくれたそうです。
ー医療人としての自覚を持ち、成長できる環境なんですね。
小塩様:長く働けて、成長できる環境というのは心がけていますね。もちろん、すぐに退職してしまう方もいます。例えば、妊娠を機に数ヶ月で退職するケースもありますが、それは避けられない部分もあります。ただ、学校が多い地域柄もあり、新卒で応募してくれる方が多いので、毎年若い人材が入職し、教える側としても新しいエネルギーに触発されながら仕事を続けています。
窓口を広げ、多くの方と対話することを重視
ー採用の際に重要視していることを教えてください。
西澤様:「できるできない」ではなく、人間性を重視しています。患者さんに対して真摯に向き合う姿勢や、ひたむきに頑張るという前向きな姿勢が一番大事だと思っています。その点については面接でも確認します。どうしても医療の現場なので、厳しく指導しなくてはならない部分もありますから。
ー2医院分の求人管理はどうしていますか?
小塩様:「柏グレイス歯科医院」は私が管理し、「北千住ネクサス歯科矯正歯科」は西澤先生が管理しています。私が管理する医院では、求人内容や返信等の状況を把握したうえで、作業自体は事務に任せています。試行錯誤して求人の内容を変えてはいますが、なかなか最適なこれ!という方法は分からないですね。私の時代は昭和を生きた人たちに指導され、現代と比較すれば凝り固まった考え方の中で修業してきたわけですから。それを今の方たちに提供してもしょうがない。自分も変わらなきゃいけないと思っています。どのような考えでどういった方が当院の求人に応募してくれているのか、求職者の方にお聞きしたいです。
西澤様:「北千住ネクサス歯科矯正歯科」は、求人の原稿からチェックまで私が自ら対応しています。管理は診療後などの空き時間に対応しています。求人に絶対のこだわりはないですが、まずは応募者の方と直接会うようにしています。多くの厳しい条件を書いて掲載するのではなく、万人に平等なことを書くようにして、応募から対面に繋げることを心がけています。
小塩様:対面を重視しているからこそ、2024年は初めて「就職CAFE」というイベントに参加してみました。イベントでは求職者の方が一体何を求めているのかを中心に聞きます。第1印象も大事ですけれど、実際に話したら全然違う方もいらっしゃるので、最初の窓口を広げるということは、法人として共通で意識していることです。
スタッフの成長をサポートし、自らもアップデートし続ける
ー貴院のこだわりを教えてください。
小塩様:当院では、新しく入ったスタッフが無理なく成長できるよう、柔軟な指導体制を心がけています。マンツーマンでの指導も含め、各スタッフの成長スピードに合わせて、段階的に現場での役割を増やしていく方針です。安心して学び、成長できる環境を提供することが、スタッフが長く働き続けられるカギだと考えています。
ー今後どんな方を採用していきたいですか?
西澤様:ありきたりですが、やっぱり責任感がある方を採用していきたいですね。途中でいろんな物事を投げ出したりしない、駄目なりに最後まで頑張る、などの前向きな姿勢を見せてくれる方に来てもらいたいですね。こちらとしても、いろんなことでバックアップしていますから、前向きな方だと応援したい気持ちになりますし、もし何かあってもフォローできます。
小塩様:あとは時代に沿うという話をしましたけれど、楽しい環境があればいいんじゃないかなと思います。その中で仕事に真摯に打ち込めば、結果楽しいっていうループができるんじゃないでしょうか。仕事もプライベートも両方楽しもうと思える方は、ぜひ積極的に採用していきたいです。
―貴重なお話をありがとうございました!
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