人柄重視の採用でつくる、患者さまが安心できる歯科医院、等々力歯科室のGUPPY活用法

「等々力歯科室」様は東京都に拠点を置き、地域の皆さまに寄り添った歯科医療を提供しているクリニックです。「予防から治療まで」を理念に掲げ、患者さま一人ひとりのライフステージに合わせたオーダーメイドのケアを実践されています。また、院内には管理栄養士や保育士が常駐し、幅広い視点から口腔ケアを支える体制を整えています。さらに、働きやすい環境づくりにも注力し、スタッフ間の協力を通じて成長できる職場を目指しています。今回は、同クリニック院長の尾張先生に、GUPPYを活用した採用活動や職場環境の工夫、そして未来の展望について詳しくお話を伺いました。

多職種採用におけるGUPPYの高い実績

―GUPPYでの採用実績を教えてください。

私たち等々力歯科室では、歯科医師や歯科衛生士、管理栄養士、保育士といった多職種の採用を行っています。

特に歯科医師7名、歯科衛生士15名、管理栄養士5名、保育士3名、受付2名ほどをGUPPY経由で採用することができました。受付は他の採用媒体も活用していますが、それ以外の職種については、ほぼ100％GUPPYです。

―GUPPYのほか求人媒体と比べて良いところは何ですか？

GUPPYの最大の利点は、反応率の高さと操作のしやすさです。他の求人媒体では求職者とのやり取りが進まないケースも少なくありませんが、GUPPYでは求職者からの返事をいただける数が多く、実際に話を進めやすいです。

また、掲載ページの編集が非常に柔軟で、パソコンだけでなくスマートフォンからもスピーディーに編集内容を反映できる点も魅力です。たとえば、求職者がどのデバイスを使って求人情報を見ているかを意識しています。近年はスマホからGUPPYを見る求職者の方が8割以上いると知ったので、スマホから見たプレビュー機能を活用してみやすさを随時確認しながら編集しています。

さらに、GUPPYでは職種ごとの特徴や活躍イメージをわかりやすく伝えることに注力できるため、求職者にとっても安心感を与えられる点が良いと感じています。

SNSを活用して、人柄重視の採用プロセスに成功

―採用時に重視しているポイントを教えてください。

採用時に一番重視しているのは「人柄」です。技術やスキルは後から学んでいくことも可能ですが、人柄はその人自身の根本的な部分であり、職場環境やチームワークに大きく影響を与えます。そのため、応募者には必ず面接や見学を通じてお会いし、相性や価値観の合致を確認しています。

見学を積極的に取り入れている理由は、お互いが納得した上での採用を目指しているからです。また、私たちの目指す職場環境は、一人ひとりの目標や成長を支援する場です。そのため、教育制度の整備や個別指導を充実させています。

―スカウトを送る際の基準を教えてください。

スカウトを送る際には、求職者のプロフィールがしっかりと記載されていることを最重要視しています。特に、自己PR欄に人柄が感じられる文章を書いている方は意欲や熱量を持っている方が多く、私たちが求める人物像に近いことが多いです。スカウトには費用が発生するため、効率的に良い人材にアプローチすることが重要です。そのため、毎日欠かさず求職者情報を確認し、丁寧に内容を見極めています。

また、私たちのクリニックでは給与を最優先とする方の採用はポリシーに合わないため、やり取りの中でその点を重視しています。新卒の方にスカウトを送る機会は少ないですが、中途採用ではスカウトの活用が重要な役割を果たしています。

ー採用に際して、他に工夫していることはありますか？

採用活動の一環として、SNSの活用にも力を入れています。特にインスタグラムは、働いてくれているスタッフが業務の合間を縫って更新しており、現場の雰囲気やスタッフの声をリアルに伝える場となっています。

代理店の方からレクチャーを受けたものの、運用はほぼ自分たちで行っており、目的は採用活動のサポートです。しかし、フォロワー数が少ないと投稿が表示されづらいことから、既存の患者さま向けの内容も積極的に発信しています。このような多角的な取り組みにより、求職者に私たちのクリニックをより身近に感じてもらえるよう努めています。

優秀な人材とともに成長する歯科医院の未来

―GUPPYに改善を期待するポイントなどはありますか？

現状、GUPPYの操作性や機能には非常に満足していますが、さらに改善してほしいポイントとしては、スカウトの機能の拡充が挙げられます。

新卒の求職者の方から「スカウトが500通とか来るから確認しきれない」という意見を聞きました。新卒へのスカウトは埋もれてしまうという現状もあるため、その部分を解決するための新しい仕組みがあるとありがたいです。

―貴重なご意見をありがとうございます。最後に、今後の展望を教えてください。

歯科衛生士の採用が年々難しくなっている中で、私たちは引き続き優秀な方に来ていただけるよう努力を続けていきたいと考えています。そのために、教育制度のさらなる充実や、働きやすい環境の整備を進める予定です。

また、採用活動を通じて単に人員を増やすだけでなく、スタッフ一人ひとりの成長をサポートし、クリニック全体としての質を向上させることが目標です。採用時においては「人柄」を最も重視していますが、これは今後も変わりません。スタッフ間の連携やチームワークを大切にし、患者さまに安心して通っていただける歯科医院であり続けるため、引き続き努力を続けてまいります。

―引き続きより良いご支援ができるように、改善を進めてまいります。貴重なお話をありがとうございました！